イモータルの座席について

あくまでもさいたまスーパーアリーナ仕様のお話です。ほかの会場にはあてはまらないかもしれません。

わたしが観たのは「VIP席」「S席スタンド」「S席アリーナ」の3回です。

VIP席はステージに向かって左手の、真横から観るブロックの前から2列目。
パフォーマーの表情まで見えて、それはそれは迫力がありました。
が、スクリーンも真横から見ることになるため、センターステージを観ているとスクリーンは見えないし、
という葛藤に苛まれる場所でもあります。

S席スタンドは、ステージに向かって右手の前から7列目、斜めに見下ろす場所です。
全体像が見えて楽しいんだけど、常に斜め向きなので首が痛い（笑）。
ステージはちょっと遠くて、肉眼でやっと表情が見えるかな、くらいです。
だからパフォーマーの中に日本人がいるってことにも気づきづらい。
わたしはすでにVIPで観ていたからわかっていたけど、そうじゃないとわからないかもしれません。
個人的には、この席が気持ちが一番ノリました。

S席アリーナは、ステージに向かって左手の、正面向きだけどほんとに端っこ。すぐ隣りはスタンド席。
ここははっきりいって、ステージはよく観えません。座席に段差がないので。その代わりスクリーンがよく見えます。
絶対に隣りのスタンド席の最前列の人たちの方が、ステージはよく観えていたはずです。
休憩時間にパフォーマーたちが座席に遊びに来るのですが、それがわたしの目の前で繰り広げられて楽しかった。

A,B,C,D席についてはわからないけど、ショー全体を楽しむなら遠くから眺めてもいいと思います。

だけどねー、ここからネタバレますよー。

どうやら日本に来る前のイモータルツアーより、規模が縮小しているらしいのです。
初日、Mioさんが「ギビングツリーがないよね」って言っていて、それってもしかして、持ってくるの面倒だったから！？
と勝手な憶測をしていたのですが、そこ以外にも変更点が多いらしく。

あのロスのステイプルズ・センターでイモータルを（3回も）観た友人曰く、だいぶ端折られているとか。
パンフレットを見ると載っているJackson 5のメドレーがなくなっていたり、ほかの曲も短かったり、
出ているはずのダンサーがいなかったり、正面の可動式スクリーンの大きさが小さくなっていたり。
ポールダンサーのポールなんて、半分の高さしかないってよ。

さいたまスーパーアリーナがほかと比べて小さかったとしても、一度それでプログラミングしてしまっていたら
この先の日本公演でアメリカ規模に戻すってことは考えられにくく・・・。
もしやこれって、アジア仕様イモータルなの？とか勘ぐってみたりね。
そんなこと言われたら、本場に観に行きたくなるじゃないの！っていうかアメリカ戻るわけ！？どうなの！？

確かに英語版と日本語版のパンフレットを見比べてみても、違う点が多々ある。
それはそれで、もしかしたら日本のお客さんが一番楽しめるように考えてくれてるのかもしれないし。
とにかく、自分の目の前で繰り広げられる”Mojo”を、目いっぱい楽しみましょう。