livedoorさんからご招待いただき、東京都現代美術館で開催している「メアリー・ブレア展」に行ってきました。
![メアリー・ブレア](http://art15.photozou.jp/pub/579/126579/photo/25767760.jpg)
オクラホマ州生まれ。カリフォルニアのシュイナード美術学院を卒業後、水彩画家としてそのキャリアをスタートさせる。
1939年にディズニー・スタジオに入社し、コンセプト・アートなどを担当。
その後、ウォルト・ディズニーらと共に訪れた南米への旅を経てその才能が開花。
「シンデレラ」(1950年)、「ふしぎの国のアリス」(1951年)、「ピーター・パン」(1953年)などで
カラー・スタイリストとして活躍。素晴らしい色彩感覚を活かして数々の功績を残す。
ディズニーランドの人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインも担当した。
また、絵本の挿絵や多くの広告デザインの実績なども残しており、特に挿絵を担当した絵本『わたしはとべる』は
現在も世界中で親しまれている。
![メアリー・ブレア](http://art15.photozou.jp/pub/579/126579/photo/25767750.jpg)
この展覧会に招待されるまで、私はメアリー・ブレアという人を知りませんでした。
それが、あの「イッツ・ア・スモールワールド」のコンセプトデザインを担当した人だということがわかって、
俄然興味が沸きました。本当にすごい人なんですよ、彼女。
大学在学中に水彩画家としてそのキャリアをスタート。
その後、幾つかのアニメーションスタジオを経て1939年にウォルト・ディズニー社に入社した彼女は、
「シンデレラ」(1950年)、「ふしぎの国のアリス」(1951年)、「ピーター・パン」(1953年)など数々の作品で
カラー・スタイリストとして活躍。実際にそのアイディアの元となった原画も見ましたが、どれもオリジナリティに溢れ、
これがあの素晴らしい作品たちの原点なんだと思うと、感慨一入です。
結婚・出産などで一度はディズニー社を退社するものの、同じくディズニー社に勤めている夫がウォルトの南米取材旅行に
同行する際、彼女も共に行くことになり、そこで改めてウォルトに絵の才能を買われて再就職。
そこから次々と新しいアイディアを生み出し、やがて「イッツ・ア・スモールワールド」へとつながっていくのです。
![メアリー・ブレア](http://art13.photozou.jp/pub/579/126579/photo/25813795.jpg)
メアリーが描いたコンセプトアート
ちょっとディズニーランドっぽくなっているゾーンもあって、TDR好きの私はテンションMAX
![up](http://emoji.ameba.jp/img/user/ja/jammyjam/110096.gif)
今すぐにでもTDLに飛んでいきたくなりました。
![メアリー・ブレア](http://art15.photozou.jp/pub/579/126579/photo/25767702.jpg)
撮影OKなゾーンもあります
晩年の彼女が描く絵は、なんだか初期の頃とは違う作風になってきてしまって、ちょっと残念。
天才はみんなピカソのようになっていくのかしら、なんて思ってみたり。
お土産に素敵な本もいただきました。
![メアリー・ブレア](http://art11.photozou.jp/pub/579/126579/photo/25768009.jpg)
実際に「メアリー・ブレア・ショップ」でも売られているこの本は、メアリーの作品が満載で見ていて飽きません。
上の「イッツ・ア・スモールワールド」のコンセプトアートは、この本に載っていたものをカメラで撮りました。
ショップにはたくさんのグッズが売られていて、ものすごい人で混雑していました。最後のブースを出た所にあります。
「メアリー・ブレア展」は10月4日(日)まで開催されています。お時間のある方はぜひ、足を運んでみてください。
コメント
1 ■無題
+.(ノ。・ω・)ノ*.オオォォ☆゚・:*☆
ステキ!
行ってみたいなぁ♪
http://ameblo.jp/happy-tiara-mama/
2 ■◎tiaraさん
とっても素敵でしたよぉ。
ただ、土曜の12時前に行っても予想以上の混雑でしたので
行かれるなら平日か、もしくは早い時間に行くことをオススメします。
場所もちょっと不便なところにありますしね・・・。
http://ameblo.jp/flower51/