乳がん検診、受けてますか？

先日うちの母にガンが見つかり、手術を受けてから、グッと身近になった「ガン」という病気。
まだまだ若いから大丈夫、なんて思っていても、やはり不安でした。

会社の健康診断のオプションで、今までにも乳がん検診などは受けたことがあります。
やはり自分の健康を過信せず、定期的に検診を受けることが病気を未然に防ぐ方法だと思います。

女性が罹患するガンの中で、乳がんはその罹患率が1位なんだそうです。
ちなみに子宮がんは4位。子宮がんの約2倍の罹患率だそうです。

乳がんのリスクがある人は、以下のような条件の人が多いようです。

年齢が40歳以上
未婚（30歳以上）
初産年齢が30歳以上、または出産未経験
初潮が早い（11歳以下）
閉経が遅い（55歳以上）
閉経後の肥満
血縁者に乳がんになった人がいる
良性の乳腺疾患になったことがある
避妊薬（ピル）、女性ホルモン剤、副腎皮質ホルモン剤を常用している
乳がんになったことがある
もちろん、これはあくまでも目安で、当てはまる人がすべて乳がんになるわけでも、
当てはまらないから安心というわけでもありません。
でも、いくつか該当してしまう私は、やっぱり不安です。

実は、乳がんって自分で発見することができる唯一のガンなんだそうです。
それは自分で自分の胸を触診することができるから。ほかのガンって、そうはいかないですよね。
実際に触診で異常があった人は、「石ころみたいな感触があった」という人が多いみたい。
鏡の前で乳房の大きさや形、高さに変化がないか、乳房の皮膚にしわやくぼみがないかなど、
触るだけでなく目で見ておかしなところがないかを確認することもとっても大切。

今は「ピンクリボン運動」といって、女性にもっと積極的に乳がん検診を受けてもらえるよう
活動を行っている企業がたくさんあります。

ピンクリボン運動は1980年代にアメリカで始まりました。
乳がんで若くして亡くなった女性の母親が、残された家族と一緒にピンクリボンを作ったのが最初と言われています。
「乳がんで命を落とさないように」という女性たちへのメッセージと「同じ悲劇を繰り返したくない」という
母の思いが込められているそうです。
当時のアメリカでは乳がんにかかる女性は8人に1人と多く、死亡率も高かったようですね。

一方、日本でピンクリボン運動が広まったのは2000年代に入ってからのこと。
街を歩いて乳がんを啓蒙するウォーキングや、ピンク色にライトアップされた東京タワーや
レインボーブリッジなどが人々の注目を集めました。

最近乳がんにかかった著名人でまず思い浮かぶのが、山田邦子さん。
自身が出演していた医療番組で乳がんの触診方法を知って、実際にご自分で乳がんを
発見されました。その後2回の手術を経て、現在は元気に復帰されています。

邦子さんもおっしゃっていますが、発見したときは「まさか自分が！？」と思うそうです。
そりゃそうですよね、今現在はまったくピンピンしているわけですから。
だからこそ、早期発見が大切なんだと思います。

私はエコー検査もマンモグラフィも両方受診したことがあります。
エコーはまったく痛みはありませんが、マンモグラフィは痛い！と思っている人も多いはず。
自分が実際経験してみて思ったことは、「耐えられない痛みではない」ということ。
むしろ、「痛かった」という記憶すら残っていません。結構痛みに耐えられる方だからでしょうか。

確かにムギューーーーーーーーーッ！！！と胸を潰されます。
お医者さんにも「痛かったら言ってくださいね」と言われます。
でも、叫びそうになる痛みではなかったので、潰されるがままにしておきました（笑）。
そしたらお医者さんのほうが心配して「だいぶ潰してますけど、大丈夫ですか？」って聞かれました。
そんなもんなんです。案ずるより生むが易し。
ぜひぜひ、怖がらずに検査を受けてほしいと思います。

私もなにか貢献できればと思い、このブログにピンクリボン運動のブログパーツを設置しました。
こちらのブログパーツの貼り方のご紹介ページに詳しい説明がありますので、
ブログをお持ちの方はぜひブログパーツを貼って、この運動を応援してほしいと思います。