一緒にランチに行った同僚がなんだか元気がなかったので、
「よし、じゃジュースおごったげる」
といって、ファミマに寄った。
私はカフェラテを。だけど彼女はなかなか決まらない。
「じゃもう、これにしなよ」
と、半ば強制的に買わせた、「ペプシあずき」。
「えええぇぇぇぇえええぇええ」
とロコツにいやな顔をされたけど、それを持って颯爽とレジに並ぶ私。
半分こしようというので、さすがに半分はいらないさ(笑)、といって、
コップにちょっとだけ分けてもらった。
ニオイからして、あずきだ。おしるこだ。
色もなんだかあずきを煮た後の煮汁のようだ。
そして一口飲んだ瞬間に、お口いっぱいに広がるあずき臭。
そこに炭酸も加わって、もはや爽やかなんだかなんなんだかわからない。
最後に鼻から抜けるあずき臭。のどの奥に残るあずき臭。「もへっ」となる。
なぜあずきに目を付けたのか、知りたい。