個人的に、キーラ・ナイトレイは好きな女優である。
といっても、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズでしか観たことがないけど。
あ、「キング・アーサー」も観たけど、どんな役だったかまるで覚えてない。
「プライドと偏見」も、「ベッカムに恋して」も、アミダラの影武者役も観ていない。
その体の細さゆえ、「拒食症でしょ?」なんて言われてたりもするけど、
「んなわけないでしょ」と一蹴する、そんなキーラが好きだ(絶対そうだろ)。
そのキーラの最新作、「つぐない」。
先日のアカデミー賞では7部門(作品賞、助演女優賞、脚色賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞)に
ノミネートされていた(そのうち作曲賞を受賞)。
少女がついたウソで1人の男が無実の罪で刑務所に送られてしまう。
そんな男を思うキーラ演じるセシーリア。
イメージ的に気の強い女性の役が似合うような気がするけど、このセシーリアは
いったいどういう女性なんだろう。1930年代と言う時代背景柄、気弱な女性ではなかなか
映画にはならなさそうだけど(もうすぐ戦争突入だから)。
パイレーツ1作目が17歳、アカデミー賞主演女優賞ノミネート時が20歳、現在22歳(来週で23歳)。
まだまだ若い女優なのに、あの貫禄はいったいどこからくるのだろうか。
いい作品にめぐり合える女優はラッキーだと思うが、それもまた運のうちなのだろう。
「つぐない」は、4月12日(土)から、全国順次公開です。