わたくし、今までいろんなフェイスクリームを使ってきましたが、たぶんこれが最高峰。
ドゥ・ラ・メールの「クレーム ドゥ・ラ・メール」。トラベルサイズをいただきました。
まずなにがすごいって、そのお値段です。100mlで55,080円。一番小さい30mlでも19,440円。旅行行けるわ。そこから換算すると、この9ｍlのトラベルサイズはなんと5,000円近くもするのです！
そんなわけで庶民はついちびちびと使ってしまいがちですが、あのベッカム夫妻はこれを全身に塗りたくっているとか。どんな贅沢だよ。
このクリームの主成分は「ミラクルブロス」と呼ばれるもの。ドゥ・ラ・メールを開発したヒューバー博士は、自身が顔にひどいやけどを負ってしまい、それを治すためにこのクリームを作りました。彼は海の自然の癒しの力を信じ、とりわけシーケルプ（海藻）に注目しました。カナダのバンクーバー沖の冷たく澄んだ海域で採取されるシーケルプの豊かな滋養と成長力に、確かな希望を見出したのです。博士はシーケルプを手で摘んで、自然の純粋なその他の原材料と一緒に、光と音のパワーを取り込んでじっくりと発酵させていきました。こうして生まれたミラクル ブロスが、肌をしっとりとうるおして落ち着かせ、つややかな状態へ導くクレーム ドゥ・ラ・メールの主成分なんです。
眠っている「ミラクル ブロス」を活性化した状態で肌に届けるために、正確な使用法が求められます。まずクリームを1cmパール粒大くらい取って、両手で包み込むようにして温めてます。そして、朝と夜のお手入れの最後に直前につけたスキンケアが肌によくなじんでから、やさしくパッティングして伸ばしていきます。顔、首筋、デリケートな目の周り以外にも、頭から足先まで全身に使えます。昼夜を問わず、どんなスキンタイプでもOK。
最初は白いクリームが、温めるとだんだん透明っぽくなってきます。そしたら塗り頃。手でぎゅうっと押し込めるような感じで肌になじませると効果大。
これ、ちょっと前に話題にもなってたけど、某青い缶のクリームの香りとほぼ一緒。それで代用する人もいっぱいいたけれど、わたしはやっぱりドゥ・ラ・メールを推したい！昔百貨店のカウンターでこれと同じトラベルサイズの試供品をいただいたことがあって、その当時はひどい肌荒れで本当に悩んでいて藁にもすがる思いで使ってみたところ、3日後くらいにはすっかり元通りの肌になったんです。さすが博士、期待を裏切らない。高いものには高いなりの理由がちゃんとあるんですよ。その証拠に某青い缶のクリームだけを使ってみたところ、逆に肌が荒れたもんね（わたしの場合は、です）。
そりゃあ余裕があればわたしだって全身に塗りまくりたいよ、これ。でもさすがにそれは無理がある。だったらせめて顔だけにでもちゃんと使って、いつでもベストな状態の肌をキープできるようにしておきたい。ドゥ・ラ・メールはわたしのお守り的な存在です。
でもね！あまりにも大事にしすぎてずっと使わないでいると、なんだか溶けて液体みたいになっちゃうから気を付けて！ケチケチするのもほどほどに、せっかくだからきちんと使ってあげないとクリームがかわいそうです（わたしへの戒めです）。
