いつもお世話になっている東京・西八王子の「風さん花さん薬局」で、メディカルフットケアを受けてきました。薬局でフットケア？と不思議に思うかもしれませんが、実はここエステもやってたりします（笑）。
足のケアと言えば思いつくのがリフレクソロジー。あちらは足裏の反射療法ですが、メディカルフットケアは主に足の爪のケアです。巻き爪や変形などの足の爪のトラブルを放置していると、膝や腰に負担がかかって痛みを引き起こしたり、重心バランスが悪くなって転倒しやすくなってしまいます。特に高齢の方はなかなか自分で足の爪のケアをしづらいので、長年の放置の末に足の指が変形してしまったりするそう。そこで専門家にきちんとした足の爪の処理をしてもらえるのがメディカルフットケアです。
施術していただいた亀井さんはもともと看護師さんで、その後訪問介護をされていた方。行く先々でさまざまに変形した足の爪を見て（笑）、「誰かがケアしてあげなきゃ！」と思ったそうです。フットケアの盛んなフィンランドで修行してきた先生に師事し、専門技術を習得されました。ゆえに今回受けたのはフィンランド式のフットケアです。
内容は約90分。まずは足湯から始まります。
爪のケアだというのにうっかりペディキュアをつけたまま行ってしまい、この後除光液で落としてもらいました。すみません…。
次に足を洗うのですが、使うのはなんと歯ブラシ！これ、自宅でも週に何回かやるといいそうです。
きれいに洗い流した後、足をふいてもらったタオルでタオルスリッパを作ってもらい、ベッドに移動。
ケアに使う道具はこんな感じ。ちょっぴり歯医者さんっぽい。
消毒液を薄めたコットンを足の指に貼り付けます。皮膚や爪がやわらかくなるのだとか。
ゾンデという道具で爪周りの汚れを取っていきます。
本来なら次に爪を切るのですが、わたしの足の指は先生も絶句するほどの深爪…。深爪くらいが好きなんだもん。なので切るところがなく、ヤスリで整えてもらいました。ヤスリはガラス製のものがオススメだそうですよ。そして左⇔右のようにギコギコするのではなく、左→右のような一定方向に動かすと爪が毛羽立たず滑らかに仕上がります。
そしてグラインダーを使って爪を削ります。足の裏のタコなどもケアしてもらえます。
わたしは最近スニーカーばっかりでヒール靴を履かなくなったせいか、あんまり足裏が硬くなっていませんでした。
仕上げにクリームを爪の根元に塗ります。保湿することでいい爪が生えてくるんだそう。ハンドクリームでもなんでもいいので、自宅でも塗った方がよいそうです。
最後にひざ下のマッサージを受けて終了です。
正直なところ、リフレクソロジーと違って施術後に「気持ちよかった！」と実感できる部分は少ないです。でも爪を見てみたらピカピカになっていたので、きっと爪は「気持ちよかった！」と叫んでいるはず（笑）。
まずは頑張って爪を伸ばしましょう、と言われました。手の指のように指先に白い爪が見えるまで伸ばした方がいいそうです。ちなみに足の爪が全部生え変わるのには1年もかかるんだとか。こりゃ伸ばすの大変だわ。
ちゃんとやっているつもりでも実はできていない足の爪のケア。90分で12,000円と決してお安いものではないですが、一度プロにおまかせしてみるといろいろアドバイスもいただけていいですよ。
興味のある方は風さん花さん薬局にお問い合わせくださいね。
