On The Line

1回目のTIIライヴスタイル上映で流れたアンコール曲は「On The Line」。
(まだ観てない人、ネタバレしちゃってごめんね)

実はこれ、わたしたちが去年の夏に行った「MJ Birthday Celebration in CINEMA TWO」(通称:MJ52)への
オマージュソングでした。
なんとなくそうかしら、と思ってはいたのですが。あのセットリストでこの曲を入れたのはファンイベントならではだったし。

マイケルの曲に対する和訳は世の中にいっぱいあって、それぞれが聴いた感性で訳しているので実にさまざま。
わたしはどの訳も正解だと思います。その人がそう感じ取ったのなら、それでいい。

わたし自身はあまり歌詞カードも見ないし、日本語で意味を取ろうとは考えていません。
マイケルの、もしくはマイケルのために歌詞を書いた人の意を汲み取るのは、英語のままが一番だと思うから。

で、昨日一昨日と、シネマツーで流れたOn The Lineの和訳。
これは、シネマツーのスタッフさんのオリジナル訳です。
ま、大体誰だかわかる人にはわかりますよね。

上のYoutubeと見比べてもらうと(あんまり覚えてないか・・・)、だいぶ違うのに気がつくはず。
訳者の思いが込められた、日本で読める一番美しい訳だと思います。

ただ1行、とても悩んだ部分があったそうで、結局どっちの意味なの?と聞かれ、
わたしはあんまり日本語訳って考えたことないんだよね、みたいな話になり。
まったく役に立たないアドバイス、どころか、余計なナゾを問いかけて不眠にさせてしまいました(笑)。

”Gotta put your heart on the line”
「一生懸命になろう」

サビの部分はこう訳されています。
1本の筋に、自分の心を乗せてみよう。すごく不安定な場所に、自分自身を乗せてみる。
つまり、命がけってことだと、わたしは思っていました。
そこを「一生懸命になろう」とやられた日にゃ、こりゃもうたまりませんね。

今回のメモリアルウィークでは、あまりチャリティ色は前面に出されてはいませんが、もしマイケルが今ここにいたら、
まさに「How would Michael Jackson have done it?」(マイケルならどうする?)なわけです。
マイケルに「命がけ」なんて言葉は、あんまり似合わない。「一生懸命やろうよ」の方がしっくりくる。
本当にマイケルのことをわかっている人じゃないと書けない詞だと、これ書きながらすごくよくわかりました(遅)。

まったく適切なアドバイスができなくて、本当にすみません。今ならもうちょっとマシなこと言えると思う。

ちなみに「MoonWalker」で流れるアンコール曲は、これとは別のものです。もちろんそちらもオリジナル訳。
ぜひ両方聴いてみてください。今までとはまた違った曲の解釈ができると思います。
あと、おもしろMoonWalkerトリビアも聞けます(笑)。

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