SONY「DSC-QX10」を使ってみた。

先月SONYから発売されたレンズだけカメラ「DSC-QX10icon」。

DSC-QX10

発売前から予約してしまったわたしですが、なんとかちょこちょこと使っています。
いまだその能力を最大限に生かすような場面はありませんが。

このカメラを簡単に説明すると、

・カメラ自体がレンズ(いや、レンズ自体がカメラ?)
・Wi-Fiでスマホと接続して使用する(スマホがないと意味がない)
・液晶モニターなし(スマホ画面で確認する)

ってところでしょうか。
んー、実際に使ってみないとどんなもんか説明にしくいんですけど。

レンズタイプ、画素数などの詳しいスペックはこちらでご確認くださいicon

普通のデジタルカメラとの違いは、撮った画像がスマホに転送されるということです。
今って撮ったらすぐになにかしらネットにアップしたくなるでしょ。ブログとかTwitterとかFacebookとか。
だけど普通の一眼レフとかコンデジは、そのカメラに入れたSDカードなりなんなりに写真が保存されるわけで、
家に帰ってPCに落としたりしない限り、その画像をアップすることはできない(Wi-Fi搭載機種なら別だけど)。
このQX10は、高画質で撮影した写真をすぐにスマホからネットに上げられるという点が、わたしには魅力だった。
もちろん、カメラとPCをUSBでつないであとからPCに取り込むこともできます(カメラではMicroSDに保存されるので)。

ええと、まずなにから説明しましょうか。
使う時は、専用アタッチメントでスマホに装着します。しなくてもいいんだけど、しないと平衡感覚がつかみにくい。

DSC-QX10
上の方がスライド式になっていてびよ~んと伸びるので、スマホの大きさは問わない

DSC-QX10
※スマホにはカバーがついています

DSC-QX10


パッと見、普通のコンデジみたい。QX10自体は105gとおもちゃみたいな重さなんだけど、スマホにつけるとけっこうな重量感。
今売ってる最新型のコンデジの方がよっぽど軽いと思います。

いざ撮影してみると、想像以上に広角でびっくり。全然狙ってないところまで写っちゃう。
撮影モードは「おまかせオート」「プレミアムおまかせオート」「プログラムオート」の3種類。
「おまかせオート」が一番楽でいいけど、一眼レフであっちゃこっちゃ設定変えてるような人には物足りないです。
「プログラムオート」はホワイトバランスだけ変えられます。ぼかしとかは無理ね。
記録サイズは4:3モード:18M/5M、16:9モード:13M/2Mの4種類。5Mあたりでも十分だと思う。
スマホに転送されるサイズは、撮ったオリジナルサイズか、もしくは2Mに勝手にリサイズするかを選べます。
まぁ18Mで撮ったものをスマホからネットに上げるのは大変だと思うので、2Mリサイズが賢明。

気になる画質ですが、スマホ内臓カメラに比べたらそりゃ月とスッポンでした。

撮り比べ

QX10が入っていた箱を撮影したものです(こんなかわいい箱に入ってきたのです!)。
画像が小さくてわかりづらいかもしれないけど、左から一眼レフ、QX10、スマホです。
広角レンズは画面の端に行くほど画像がゆがんでしまうものなので、これくらいは致し方ない。
箱の上部を見てもらうと、一眼レフの線はまっすぐなのに、QX10は湾曲してるでしょ。(スマホは論外)
どっちの写り方がいいかは、もう好みの問題ですね。

撮り比べ2

箱に書かれてたドットを拡大したもの(これも写真がちいさくてわかりにくいのだけど)。
わたし、この写真を加工するまで気が付かなかったんだけど、一眼レフよりQX10の方が画素数が高かった・・・・。
そんなわけで、QX10のドットが一番はっきりと写っていました。(スマホは論外)

カメラの撮影性能自体には非常に満足しているのですが、ちょっとやっかいなところもあったりする。
まず撮影時のスマホモニター。

DSC-QX10

縦の時はこれでいいですよ。でも横にするとね、

DSC-QX10

モニターだけはなぜか縦を維持しようとする(笑)。しかも被写体も90度向きがおかしくなる。
そうじゃなくて、横にしたら画面いっぱいに横にモニターが広がって欲しいわけよわたしは!
でもちゃんと広がる時もあるんだよなぁ・・・。これはわたしが使い方に慣れていないせいかもしれない。

>解決!
スマホ側の「画面回転」を有効にすればいいだけの話でした(笑)。

あと、わたしのWi-Fiへの認識が間違っていたのかもしれませんが、そもそもWi-Fiってなに?
ネットがつながる場所じゃないとWi-Fiにつながらないと思ってたんだけど、そうでもないのね?
このカメラとスマホを連動するにはWi-Fiに接続しないといけないのですが、それがうまく行かない時がある。
もう、説明がヘタですみません、がんばって説明しますとですね、

例えば電車の中。あんまりWi-Fiって繋がらない。その状況下でも、カメラとスマホは連動できる。
例えば建物の中。Wi-Fiが繋がってる(スマホにWi-Fi接続中マークが出てる)時でも
、カメラとスマホが連動できない時がある。

連動できないとモニターで被写体を確認できないわけで、つまりは撮影する状態になってないわけです。
いや、カメラさえスイッチONにすれば撮影はできるんですよ、思いっきり当てずっぽうで。それじゃ意味ないじゃん。

どうやら「NFC」っていう、赤外線ともちょっと違うけど、なんかそういうのが入ってるスマホだとWI-Fiを介さずに連動するんだけど、
あいにくわたしのスマホにはそんなもの入っていませんでね(たぶん2013年夏モデル以降からだわ)。
撮りたい時にすぐ撮れないっていうのは、かなりストレスですねぇ。
撮ったら1枚1枚ご丁寧にスマホに転送してくれるから連写もできないし。
転送しない設定にして、あとから「カメラからスマホへコピー」っていう機能を使えばいいことなのかしら。

そうそう、純正キャリングケースっていうのもありまして、買ってみたんですけどね。

キャリングケース

もっさい(笑)。なんだこりゃ、全然かわいくないじゃないの。

キャリングケース

中はクッションになっていて、確かに衝撃は吸収してくれそう。
でもわたし、絶対落っことすと思ったので、5年保証に入りました念のため。

んー、とりあえず説明できたかなー。
あっ、動画も撮れるけどまだ撮ったことないので説明できません。ごめんなさい。

何かのお役に立てれば幸いです。ご質問あればどうぞ・・・。

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