なんだか急に、お礼を言ってみたくなった。
「すみません」より「ありがとう」。
そう言った方が、言われたほうもうれしいに違いない。
なんでわたしはあの時、「すみません」と言ったんだろうな。
気持ち的には「ものすっごくありがとう。うれしい。幸せ。」だったのに。
日本語って難しい。日本人なのに。
今、他のことが考えられないのも、1つのことを一生懸命頑張っているからなのだと、
せめてわたしくらいは信じてあげよう。
いつか報われる日は来る。
賞賛の拍手を浴びる日は、もう目の前だから。
その時は、わたしなんかよりも何倍も何十倍も何百倍も大きな「ありがとう」が
きっとあなたを包み込むはずだよ。
わたしが嫉妬するくらいに。
だからもう少し、頑張って。
寝てなくてボロボロなんだろうなって、ちゃんとわかってる。
わたしはあなたのお守りになりたいんだ。いざと言う時、身代わりにすらなれるような。